「青い梅」と「黄色い梅」の違い。シロップと梅干しどう選ぶ?

今年も「梅仕事」の季節がやってきたわよー!早速、新ものの梅を仕入れに行きましょ。
って、あれれー!「青い梅」と「黄色い梅」があるみたいだけど、これなんで?
というわけで、今回は「青い梅」と「黄色い梅」の違いと使い方についてちょこっとレクチャーしちゃうわよ〜。
もくじ
「青い梅」と「黄色い梅」の違いは?
スーパーや八百屋さんの店頭で見かける梅って「青い梅」だったり、「黄色い梅」だったりするわよね?
この二種類の梅の違いはというと・・・
「若い」か「熟している」か
というだけで、種類に違いはないのよね。
ただ、それぞれに向いている使い方というのがあるから、そこんとこもう少し詳しく説明するわね。
梅酒には「青い梅」が手軽でオススメ
熟した梅でも梅酒を作ることはできるけど、超完熟になってしまうと漬け込みから保存に至るまで、ちょっぴち管理が難しくなるの。
その点、若くて硬い青い梅ならば失敗もしにくく、出来上がる梅酒も爽やかで万人ウケする味わいに仕上がるから、梅酒作りには最も一般的で人気があるのよ。
ほんのり黄色味がかった梅を使って作る梅酒なら芳醇な味わいに。
自分の好みに合わせて梅を選び漬けることができるっていうのはやっぱり自家製ならではの醍醐味よね。
梅干しには「黄色く熟した梅」を使う
梅干しを漬けるときは、完熟梅を使って作るとふっくらとした柔らかい梅干しに仕上がるのよ。
自然落下したような完熟梅なら、もうバッチリ!だけど、傷や梅の表面に傷みが見られるようなものは使わない方がベター。梅干し全体の味や仕上がりに影響が出る場合があるから、ここは慎重に選別が必要なの。
梅シロップには「青い梅」でも「黄色い梅」でもOK
梅シロップは青い梅でも黄色く熟した梅でもOK!
青い梅を使って作った梅シロップはスッキリとした爽やかな味わいに。
黄色く熟した梅を使って作った梅シロップはフルーティーで芳醇な風味が味わえるのよ。
一度にそれぞれの梅で仕込んでおいて、出来上がったら飲み比べをしてみるのも良いかもしれないわね♡︎
生の梅は「追熟」に気をつけて
生の梅は常温で置いておくと、どんどん追熟してしまうから、すぐに梅シロップを作れないときは「冷凍保存」をするのがオススメ。
冷蔵庫だと低温障害を起こして変色してしまうから保存するなら「冷凍一択」よ。
ちなみに、梅酒や梅干し作りをする場合は冷凍保存はしないで「生の梅」を使ってね。
塩分やアルコール成分のおかげで発酵の心配はないし、冷凍すると実が崩れて出来上がりに影響が出るから要注意よ。
ちえこから一言
今回は「青い梅」と「黄色い梅」の違いについて色々と語ってみたけど、いかがだったかしら?
それぞれの梅に合った使い方をして、より美味しい旬の味を楽しみたいものよね!
それでは、LET’S ENJOY YOUR HOMEMADE SYRUP!!!